6月25日って何の日だろう?
今回は、6月25日にまつわるクイズを3問用意しました。
6月25日が何の日なのか、クイズを通して知っていきましょう。
目指せ、全問正解!
6月25日は「救癩(きゅうらい)の日」です。
癩とはハンセン病を指し、ハンセン病予防と患者の救済に尽力した大正天皇の后である貞明(ていめい)皇后の誕生日であることが由来となっています。
この日を含む毎年6月下旬に、ハンセン病について正しく理解し、差別や偏見のない社会にする週間として全国で啓発が行われています。
ハンセン病は1873年にノルウェーの医師のアルマウェル・ハンセンによって、抗酸菌の一種の癩菌が原因であることが発見されました。
その後研究が進み、今では容易に治療可能な病気ですが、ハンセン病が未知の病気として認識されていた頃は、外見に影響が出ることや感染が広がることから必要以上に恐れられ、感染者が過剰な差別や不当な扱いを受けることが世界中で起きていました。
そのようなことが二度と起きないように、現代人にもハンセン病を正しく知ってもらうことが必要なのです。
そこで問題です。
また、6月25日は「指定自動車教習所の日」でもあります。
1960年のこの日に道路交通法が改正され、指定自動車教習所の制度が始まったことに由来します。
また、6月25日は「無事故(むじこ)」の語呂合わせになっていることから、交通安全のイベントや啓発活動を行う教習所もあります。
自動車の運転免許自体は明治時代からありましたが、指定自動車教習所で指導員によるカリキュラムを受け、卒業すると技能試験が免除できるといった制度は1960年に整えられました。
自動車運転免許証を取得する方法には直接免許センターで技能試験と学科試験を受けて合格する方法もありますが、圧倒的に教習所を卒業して取得した方が簡単なため、ほとんどの運転免許保有者が教習所にお世話になっています。
ここで問題です。
運転免許証には様々な情報が記載されており、身分証としての役割も果たしています。
そして、6月25日は「住宅デー」でもあります。
1978年に全国建設労働組合総連合(全建総連)が制定しました。
全建総連は建設業界の労働者の権利保護活動を行っている組合であり、日本で4番目の組織数を誇る団体です。
現在では建設労働者の働き方改革や、スキルアップ、賃金是正などに力を入れており、建設業界全体の基盤安定に貢献しています。
ところで、6月25日を住宅デーと制定したのは、スペインの建築家であるアントニ・ガウディの誕生日であることに由来しています。
ここで問題です。
ガウディは「サグラダ・ファミリア」「カサ・ミラ」「グエル公園」などを建築したことで有名です。
6月25日は救癩の日、指定自動車教習所の日、住宅デーでした。
覚えていただけたでしょうか。
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